生物と生態系
生物には体が非常に大きなものから、ヒトの目には見えないくらいミクロのものまで、様々な大きさのものがいる。 では、生物の大きさはどのような要因で決まるのだろうか。 また、生物の体の大きさには何か規則性のようなものはないのだろうか。 今回は、生物…
生物学(生態学)をやっていると必ず聞く言葉、そして昨今ますます重要視されつつある生物多様性について勉強をしている人たちも聞いたことがあるかもしれない言葉。 今日は生物のニッチについて語ろうと思う。
以前に、有機物(炭素)が生態系内を循環していること説明した。 しかし、生態系を循環するものは炭素だけではない。 例えば窒素なんかも循環をしている。 今回はそんな窒素の循環の話。 ※こちらの記事も参考にどうぞ。 inarikue.hatenablog.com 目次 重要な元…
有機物とは、糖やタンパク質、脂肪など炭素からなる物質のことである。 有機物は生産者(植物)の光合成などによりできるが、では作られた有機物は生物の体をどう移動するのだろうか。 今回は、生態系内での物質の移動を見ていこう。 目次 有機物の移動 生産者…
近ごろ、生物多様性や自然保護に関する多くの言葉やニュースが耳に入るようになってきた。 環境問題に対しては一人一人が高い意識を持つ必要がある。 少々聞きなれない用語も出てくるが、今後覚えていても損はないので簡単に説明する。 では、生態系について…
どの地域にどのような植物が生育するかは、気温と降水量で大きく決まる。 気温は高いけれども雨が降らない地域や、雨は降るけれど寒冷な地域など、地球上には様々な気候の土地がある。 そうした中で森林はどのようにしてできていくのだろうか? 目次 森林が…
日本は気候区分でいうと温帯に属し、国土の67%(約7割)が森林に覆われた森林国である。 その森林は多様で、日本という一つの国に針葉樹林、亜熱帯多雨林など、北から南まで数種の森林帯が分布する。 今回は日本の植物分布と、その考え方について見ていこう。 …
草原と荒原はバイオームの一つだが、森林と同様に草原、荒原にもいくつかの種類がある。 今回は草原と荒原というバイオームにはどのようなものがあるか見ていこう。 目次 草原 ステップ サバンナ 荒原 砂漠 ツンドラ 草原 降水量はあるが、森林を形成するほ…
ある地域に生息する全ての生物の集団(まとまり)をバイオームと言う。 そしてバイオームは大きく"森林"、"草原"、"荒原"の3つに分類できる。 今回はその3つの中の一つ、森林のバイオームについて詳しく見ていこう。 ↓から続いています inarikue.hatenablog.co…
たとえ高層ビル群が立ち並ぶ首都圏にいたとしても、ふと周りを見渡してみると、雑草、街路樹、鳥、虫など、私たちの周りには多くの生物たちで溢れていることに気付く。 今回は、バイオームについてざっと解説しよう。 目次 バイオームとは? バイオームを決…