磯の生き物採集と飼育 in 種差海岸
先日、青森の八戸市にある種差海岸というところに行ってきた。
そう、磯ですよ磯。
青森では人気の自然スポットらしい。
青森 自然 スポット で検索すると出てくるね。
この海岸、少し前から個人的にマークをしていたんだよね。
目的は磯での生き物採集!笑
実は、潮だまりの生き物を飼育するのずっと夢だった。
磯に行くなんて小学生以来だよ!
日本各地の潮の干満を調べられる潮見表っていうのがあって、これで干潮になる日と時間を見て来ました。
こういう潮だまり(タイドプール)を狙ってたよ。
夏の暑さも引いてしまって、生き物なんているのか?って思ったけれど杞憂だった。
潮だまりって本当に沢山の生き物がいる。
魚、カニやヤドカリはもちろん、イソギンチャクやアメフラシ、ヒトデまで。
タイドプールとは言うけれど、もはやそこは命のプール。
外気温は17度ほど。
寒さもあったが、潮だまりに足を入れたりして夢中で生き物を探した。
ヤドカリ30匹くらいと、魚数匹と、あとヒトデ。
夢中になって潮だまりで遊びながら、なぜか時折うるっときた。
小さい頃を思い出して、ノスタルチックかつセンチメンタルな気持ちになって感極まったんだと思う。
潮だまりなんて本当に何年ぶりなんだろう。
え、それより生き物の写真を見せろって?
すみません、無い。
海水に手を突っ込んだりしていたので、スマホをなかなか触れなかった笑
夢中になって写真撮影を忘れていたのが本音だが。
で、採ったものを選別して持ち帰ってきたので紹介する。
①アゴハゼ?くん
なぜ、アゴハゼの後ろに?がついているのかというと、アゴハゼじゃないかもしれないからだ。
実はアゴハゼによく似た魚で、ドロメってやつがいる。
アゴハゼだろうがドロメだろうが飼育するつもりだったので、そのまま捕獲。
見分け方にコツがいるらしく、同定はせず2匹持ち帰ってきた。
ちなみにアゴハゼは全長8センチくらいの小型ハゼで、ドロメは15センチくらいになるやや中型のハゼだ。
また、ドロメのほうが気性が荒いらしい。
さて、今後の成長が楽しみだ。
②ヤドカリくん
これはホンヤドカリっていう水棲型のヤドカリ。
有名なヤドカリで、オカヤドカリっていう陸棲のヤドカリがいるけれど、それとは全然違う。
ヤドカリはずっと飼育してみたい生き物だったので、水槽のメインになるだろう。
ところで、これまた写真はないんだけど、ホンヤドカリの他にケアシホンヤドカリっていうヤドカリも捕まえた。
ケアシホンヤドカリはホンヤドカリより体が大きく、赤い触角を持っている。
結構体格に差があったことと、ホンヤドカリとの混泳情報が不明だったため、今回はリリースした。
③イトマキヒトデ先輩
帰りに、波打ち際に海水を汲みに行ったときに発見&捕獲。
ヒトデも飼いたかったのでこのままお持ち帰り。
うん、ただのヒトデだ。
観察していてわかったんだけど、ヒトデって結構動き回る。
水槽内での強烈なアクセントになるか!?
ヒトデ先輩の裏側とヒーターの上のヤドカリくん
持ち帰った生体は現在60センチのレギュラー水槽に入れて観察中。
機材などは全て買ってあるor淡水から流用できるものは流用という感じ。
海水水槽は始めてなこともあって、試行錯誤もたくさん。
安定したら水景をアップしようと思う。
ああ・・・
水槽がだんだん増えていくよ。