『海の生き物100不思議』を読んで
図書館で借りた本が結構面白かったので、今回はそれについて紹介していく。
目次
個人的には大満足の1冊
個人的には特に不満がなく、読んでいて非常に楽しい1冊だった。
様々な種類の生き物を解説していて、飽きずに読み進めることができた。
など、様々な疑問をコラムのように解説してくれる。
実は、本書は以下の記事の参考文献の一つになっているので、暇な方は見てね。
さらに、後述するが本書は巻末で各テーマのより専門的な書籍へと誘導(紹介)してくれているので、興味を持った人はぜひ読んでほしいね。
専門用語、専門知識知識がなくても大丈夫
実際に読んでみて、本書は総じて優しく、楽しんで読書を進められる内容だと思った。
ただ、所々に専門用語や図はやはり出てくる。
けれども、1記事あたりが短く、文全体に専門用語が含まれる割合も少ないため、専門用語が全く分からず読み飛ばしても本書は十分楽しめるだろう。
私自身の話をすると、生物に関する専門知識などがほとんどなく、当該分野の読書量もまだそれほど多くない。
そんな自分でもスラスラ読めたので、「用語が分からず内容が全然理解できない」ということにはならないと思う。
海や海の生き物についてちょっと勉強したいっていう人にはオススメの一冊だし、ただ読んでみたいっていう感じで読んでも楽しいと思う。
本見開きを1記事として、網羅的に100記事を掲載する形式
本書は本を見開き(2ページ分)にして1つの記事(テーマ)として解説していく形式だ。
これが全部で100個ある。
タイトル通りだね。
また、本書は魚専用の一冊というわけではなくて、プランクトンや貝類、海獣類など、あらゆる海の生き物について網羅的に記事にしている。
さらに、生き物だけではなく、海洋汚染などの環境問題にも言及しているので、幅広く知識を得ることができる。
そういう意味で、魚だけの知識を深めたい!など、専門性を必要とする人にはちょっと物足りないかもしれない。
情報が古いものがあるので、注意
出版されたのが2003年で、本書の情報の一部が古くなっている可能性がある。
研究が進んでいる分野も当然あるからね。
だから、本書を読んでさらに詳しく知りたい、これを元に何か記事を書きたい人はインターネットなども併用して知識の確認をするとさらに多くの事が身につくと思う。
しかし、本書は親切なことに、巻末で「もっと詳しくなりたいなら」というページでより専門的な書籍をいくつも紹介してくれる。
これは非常にありがたいね。
最後に
最近の私の読書は生物関係に偏っているけれど、こういった似たテーマや分野の本を読み続ける読み方は知識がしっかりつくよね。
自分の場合、まだ知識が浅すぎて理解ができないので、専門的な書籍はあまり読んでいない。
だから、網羅的でかつ雑学感覚で知識を得られるような、とにかく簡単で入門書に近いものを漁っている。
難しい本を読んで挫折するよりも、「分かりやすくて、飽きずに読み進められる」ことに重点を置いて読書している。
そして本で得た知識はブログやSNSを通して積極的に発信していきたい。
ネットでちょっとググれば分かるじゃん!っていう知識だとしても、関係なく情報を発信し続けたいと思う。
そうする中で見えてくるものがあったり、アイデアを思いついたり、関心を持ってくれる人が増えたりしたら嬉しいね。
今回も読んでくれてありがとう。
今日はここまで!