久々の魚たち 2019.10.5 60センチ熱帯魚混泳水槽レポート
水槽の観察記録、ずいぶんご無沙汰でした;
しばらく飼育魚についてのレポートを書いていなかったので、今回は60センチ水槽の様子を報告しようと思う。
いくつかの水槽を畳み、新規に立ち上げたものにまとめたりしていたのでかなり変わっているが、その過程も簡単に報告していきます。
目次
長期の外出
7~9月は、あまり生き物の世話ができませんでした。
理由は、2か月近い長期の出張を命じられ、泣く泣く遠征をしていたからです。
とはいえ、2か月という長期間水槽を全く放置していくわけにもいかないので、オートフィーダー(自動給餌器)を駆使したり、1週間に1度は何が何でもメンテナンスのために帰宅するなど、結構必死であちこち動いていた2か月間でした。
家に帰宅できるのが1週間に一度の土曜日と日曜日半日のみ、移動は出張先と往復新幹線で、当然私的な移動なので会社から旅費など出るはずもなく・・・。
めちゃくちゃ金減った・・・
水槽は7つあったのですが、そのうち2つで生体が結構死んでしまい、調子を崩してしまいました。
現在は世話できているので安定していますが、生き物のためにも私は来年にはこんな出張転勤過多な仕事をやめるでしょう(決意)。
とりあえず個人的な話はここまでにして、方向性としては、これを機に水槽のレイアウトを変えたり、まとめたりして、水槽の数を減らしていこうと考えています。
もちろん、安定した仕事に就くまでの話ですが笑
大磯水草水槽
10月5日現在
この水槽はご老体の生体が長期外出以前からポツポツ落ちていたことを除けば、水草や病気、新たに導入した生体の死亡などはなかったです。
ただ、ちょっと手狭間があったことと、45センチ水槽で水草をやるのが何だかもったいない(実は大きくなる草が好き)感じがしてきたということもあり、新たに60センチ水槽を置けるスペースを確保して立ち上げ、後述の別の45センチ水槽の生体たちと合流することにしました。
大きくなったサイアミーズ2匹とミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビと水草を少し残してあとは引っ越しさせました。
↓当水槽の直前の記事は以下になります。7月に一度何とか時間を確保して記事を書いていました。
熱帯魚45センチ水槽
リセットする直前まではこんな感じでした。
この水槽は生体に関しては特に問題がなく、強いて言えば茶コケまみれで困っていました。
ヤマト4匹もいるのにニートになってるし笑
というわけで、この水槽のメンバーたちは上記の大磯水草水槽の生体と合流させ、新たな60センチ水槽のタンクメイトにすることにしました。
ちなみに空いた熱帯魚45センチ水槽は、レイアウトを大幅に変えて後にテナガエビ単独飼い水槽に変貌を遂げることになります。
↓当水槽の直前の記事は以下になります。実に半年ぶりくらいですね。日淡底物水槽については、また別の動きをしているので、後に記事にします。
新水槽立ち上げ
・・・というわけで、先述の大磯水草水槽の生体・水草の一部と、45センチ熱帯魚水槽の生体、他の水槽からとってきた水草などを入れて60センチレギュラー水槽を立ち上げました。
以下は水槽スペックになります
- 水槽 →60×30×36(レギュラーサイズ)のフレーム有水槽、多分gex
- 底床 →gexのピュアソイル ブラック
- ろ過 →エーハイム2213、サブフィルター有
- CO2 →あり
- エアレ →なし
- ライト →gexのクリアLED POWER III ×2
んー、今思ったけどgex水槽だな・・・笑
立ち上げにかかった費用はソイル代とライト代のみ!
水槽やCO2ボンベなどはストックしていたものを使っています。
生体と水草育成の両立をはかろうとしたのですが、何か中途半端になってしまった感が否めないです笑
あと今までアクアやってきてソイルを初めて使った水槽です!!
大磯砂、溶岩石、ラプラタサンド、ボトムサンド、田砂、津軽プレミアム、サンゴ砂、ソイル・・・
これでメジャーな底砂は一通り経験したかもしれない。
では、以下生体・水草の紹介です。
生体たち
生体は基本的に近所のホームセンターを利用しています。
購入するときは個体の状態だけではなく、展示水槽全体の様子を見て購入を決めています。
あと売れ残ってしまっている個体を優先的に買いますね(特にコリドラス)。
しばらく前に大磯水草水槽のグリーンネオンが全滅してしまい、青系の熱帯魚が欲しかったので導入。
実は初飼育なので、よく観察してグリーンネオンとの違いをこの目で見ていきたいところ。
導入4ヶ月くらいでかなりデカくなりました。
カージナルは2匹しかいないので、他に青系でポピュラーな種&初飼育ということで導入。
まだ我が家に来て2週間ほどで、大きさがかなり小さい。
パールグラミーあたりに食われないかヒヤヒヤしてるけど、今のところ興味なさそう。
あまりに小さいので給餌は特に気を付けています。
メディフィッシュや、グロウなど細かい餌or細かく散らばる餌を他の餌と一緒に投下しています。
ブラックネオン
ブラックネオンは2016年秋から飼育しています。
なので、それなりに古参です。
かなりすばしっこく、水槽移動のために捕まえるときや写真撮影はかなり苦労します・・・。
問題も特に起こしませんし、地味ですし、撮らせてくれないし、長く飼育している割には写真が全然撮れてないです笑
レッドテール・イエローファントムテトラ
この魚も初飼育です。
売れ残ってセールになっていた(7匹くらい)のをまとめ買いしました。
体全体が若干赤味がかり、特に尾は真っ赤に染まります。
尾に関しては、プリステラも同様に赤く染まるので、色がかぶります。
混泳魚の彩りのバランスが気になる方は注意してください。
基本的に大人しい魚で、カージナルなどのテトラ系の感覚で飼育していて問題ありません。
ただ、オス同士はよく小競り合いをしています(問題になるほどではないですが)。
後ろ向きでスミマセン・・・。
2015年秋から飼育していて、実は私が初めて飼育したのもこの魚です。
私の熱帯魚飼育はグローライトテトラ6匹から始まりました。
少し前に、立て続けに古参のグローライトテトラたちが亡くなった時期がありました。
そういうこともあって当時のグローライトテトラは、もうこの1匹しか残っていません。
1日でも長生きできるよう、メンテナンスをしっかりやらなきゃね。
我が家には普通のプリステラと、ゴールデンプリステラがいます。
プリステラもイエローファントムと同様に売れ残っているのを全て買ってきました。
餌もちゃんと食べるし、問題も起こさないし、特に書くことないです笑
水槽を眺めていると、普通のプリステラの中に、数匹ゴールデンプリステラを泳がせるととてもよく映える感じがします。
同時に、混泳と彩りについて以前よりも考えるようになりました。
チェリーバルブ
1枚目の真っ赤なのがオスで、2枚目がメス。
チェリーバルブはオスの発色がとにかく素晴らしい。
とても綺麗なオスですが、オス同士を混泳させるとかなり小競り合いします笑
狭い水槽で混泳させる場合は要観察ですね。
我が家には現在はオス1匹とメス2匹しかいないので平和です。
チェリーバルブは気性が荒いとネットで書かれていることがありますが、オスの小競り合いを見るとそう感じるかもしれません。
ですが、他魚にはまず無関心です。
同じように真っ赤になるような魚と混泳させるなら別かもしれませんが、少なくともこの水槽内でバルブに次いで赤いイエローファントムには無関心です。
コケとりのために導入しており、2匹います。
大磯水草水槽にいる個体とは別の個体です。
ヤマトヌマエビ3匹と彼ら2匹でコケ掃除をお願いしているのですが、結構綺麗にしてくれます。
貝やオトシンがいないので、ガラス壁面だけは自分でコケ取りをやっています。
本当は大磯水草水槽の個体を入れたかったのですが、図体が大きく、最近気性も荒いので混泳は見送りました。
大磯水草水槽はエビと古参サイアミーズだけの、草食系水槽になりそうです笑
パキスタンローチ
パールグラミーと並び、水槽の引き立て役です。
前の水槽にいたときから、よくパールグラミーと一緒に泳いでいて本当に微笑ましいです。
基本的に大人しく、協調性は高いのですが、給餌のときは周囲が近寄れないくらいに暴れます。
パキスタンローチで混泳失敗している方がネットではちらほら見ますが、底物との混泳
を避けること(特にコリドラス)と、パールグラミーなどの気の強い魚を一匹入れておくだけで変わってくる可能性があります。
底床を滑るかのように素早く泳ぎ回り、好奇心も強いので、魚によってはストレスを感じるのかもしれません。
パールグラミー
パキスタンローチの最高の相棒です。
この子はしばらく前に1匹だけ売れ残っているのを買ってきました。
パールグラミーは大きくなることと、気がちょっと強いことを事前に調べていましたので、不安もあったのですが、飼ってみることにしました。
今では超お気に入りの魚です笑
バルーンラミレジィ
こちらも水槽の引き立て役。
やはりシクリッドだからか気が強めですね。
普段は他魚に無関心なのですが、給餌のときは追い払おうとします。
自分より体の大きい魚にもあまり怯みません。
っていうか、ラミレジィを黙らせるような魚はかなり気性が荒いと思います。
あと我が家のラミレジィは普通のラミレジィではなく、バルーンタイプといって、体が元々丸っこいです。
バルーンじゃない普通のタイプはシュッとしていてかっこいいのですが、コロコロしているところが可愛らしいので私はこちらがタイプです。
何かこの個体体がオレンジっていうか赤いんだよなあ。
エビで体が赤くなるのって確かあまり良い兆候じゃないよなあ。
今さっき記事書いてる途中水槽から飛び出して焦りました;
水草紹介
水草は育成が易しめのものを数種類植えています。
今後増やすかは分かりません。
ミクロソリウムの葉が細くなるタイプ。
自分は植物の葉は細いほうが好きなので、セミナロー派です。
でもこれ高いんだよなあ。
成長も遅いし、ミクロソリウムなので結構病気にもなるんですよ。
これでも結構殖えたんですよ!笑
アマゾンソード
上手く写真撮れませんでした。
後景草として植えています。
アマゾンソードは何度か育てて枯らしたことも多いのですが、かなりコケますよね。
仕事が安定したら90クラスの水槽に植えて、クソデカアマゾンソードに仕上げたい!っていう野望があるのですが、まず上手く育てられるようになってからですよね・・・。
ロタラ・インディカ
上手く育てると先っちょが真っ赤になって見惚れるらしい。
私は水草に関してはまだ初心者で、試行錯誤も続いているが、立派に育ててみたいなあ。
しばらくサボってたトリミングも再開して、最近は換水のときにやっています。
上手く茂みを作ることができるか・・・?
ブリクサ・ショートリーフ
あまり調子がよくありません。
大磯+肥料のときのほうが調子が良かった気がするのですが・・・。
成長が遅い水草でもあり、一度見た目が悪くなると回復に時間がかかりますね。
タイニムファ
自分はニムファがつるを伸ばして水上葉を出すところがかなり好きなのですが、限度もありますよね。
水槽内で凄まじい勢いで伸びています。
中景草として植える場合、しっかりトリミングしてやらないと水槽全体の見た目のバランスがおかしくなります。
でもそういう雑然としているのも好きだったり笑
とりあえず、水上葉を伸ばしてくれるのはありがたいのですが、それが影になって陽性水草の成長を妨げないようにメンテナンスをしっかりやっていきたい。
ミクロソリウムの上だったら、むしろ影作ってほしいんだけどなあ。
※水草は他にはパールグラスもあるのですが、綺麗なものが撮影できないため次回以降で上手く撮れたら載せます!