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食虫植物の現在!そしてアボガド始めました 2019.10.3 植物レポート

今回は私が飼育している植物とテナガエビの飼育レポートを綴る。

紹介するのはハエトリソウ、モウセンゴケの2種の食虫植物と、何となく始めたアボガドである。

 

↓前回の観察記録はコチラ

inarikue.hatenablog.com

 

 

目次

 

ハエトリソウ

普段の世話は1日2回霧吹きをかけ、土は常に湿らせるよう心掛けている。

腰水で飼育しており、2~3日で皿の水を全換水している。

 

現在の様子

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ハエトリソウはホームセンターでモウセンゴケと一緒に飼ったのだが、あまり殖えていない感じがする・・・?

 

↓これは、飼育当初(3日目くらい)の様子。

毎日見てると実感ないけれど、当初と比較するとやっぱり少し殖えてるな笑

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ハエトリソウの殖え方を見てると、中心から小さな葉がどんどん出てきて、放射状に伸び、成長しているようだ。

ちなみに、ハエトリソウは枯れると写真の右下のように真っ黒になって炭みたいになる。

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あと、ハエトリソウにも色々種類がある。

自分が飼育しているのは、成長した葉が鮮やかな赤紫色になるタイプのやつ。

この色合いがとても気に入っている。

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種類によっては白っぽかったり、緑色のままだったり色々あるみたい。

 

例えばこの葉はまだ内側が赤く染まっていない。

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葉の内側をマクロ撮影。

この内側の棘がセンサーの役割を果たしている。

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ハエトリソウに水やりをするときは、この棘に注意が必要。

葉の内側に集中的に水をかけたりすると、獲物が触れたと勘違いして、葉を閉じてしまう。

ハエトリソウの葉は開閉に非常に大きなエネルギーを使い、数回開閉すると枯れるので、水やりはちょっと気を遣う。

 

そういえば、ちょっと仕事の出張で都会に行ったとき、大きな図書館に行ってハエトリソウの飼育本を何冊か読んできた。

水のやり方、腰水の換水の仕方などでも、育ちが変わってくるようだ(モウセンゴケなどでも同じことだが)。

もう少し知識ノウハウをインプットしたら、ハエトリソウの飼育をまとめた記事でも作ろうかな?

 

モウセンゴケ

最近凄まじい成長を見せている?モウセンゴケ

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写真枠から切れてるが、伸び方おかしいやろ笑

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あと花咲いたんだけどこれ大丈夫なのかな?

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モウセンゴケは上のように、もっさりしたり花が咲いたりして正直困惑させられている。

放置してるけど、異様に伸びて花咲かせてる部分は切ったほうがいいのかな・・・?

 

ちなみに飼育開始当初がこれなので、結構殖えたはず。

てかまさか花が咲くとは・・・笑

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モウセンゴケをマクロ撮影してみると、何だか神秘的に感じるのは自分だけだろうか。

この水滴のように見えるのは水ではなく、粘液が球状になったもの。

小さな虫はこの粘液に絡まって抜け出せなくなり、分泌された消化液で分泌される。

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モウセンゴケを毎日見ていると、たまに家に入ってきたコバエがかかっている。

自身が虫を寄せているわけではなく、たまたま虫がかかっているだけなので、防虫効果は期待できない。

 

アボガド

唐突ですが、アボガド始めました笑

私はパスタが好きでその具材としてよくアボガドを使ったりするんだけど、アボガドを切ると中にピンポン玉より少し小さいくらいの種が1つ入っている。

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毎回捨てるのがもったいないので、育てられないかと思ってググったところ、観葉植物としてはアリということが判明・・・という経緯があり、育ててみた。 

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このように種子に爪楊枝を刺して固定し、尖った部分を下にして3分の1くらいを水につけておけばいいらしい。

あとは乾燥に気をつけ、換水と水やりをしっかりやればいいらしい。

 

アボガドは野生では数十メートルにまで育つ木本である。

こんなんで芽が出るのか?と思いながら1か月半くらい水につけていると・・・なんと発芽!!!笑

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育てていると、このように種皮が剥がれたり、種子が徐々にひび割れてきて、発芽に至った。

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割れ目からの撮影。

堅そうな種皮?を破って見事に発芽してくれた。

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アボガドの根。

まるで下から爪楊枝が出てきたかのような様相と質感である。

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アボガドの今後の育成方針としては、きちんと発芽してくれたことだし、近々土に植え換えようかと思っている。

自分で1から植物を育てた経験がないので、どのような土や肥料を選べばいいのか分からんが笑

あとこれから冬も到来するので湿度と温度管理には気を付けたいところ。

 

成長が楽しみで仕方ないが、家の中でどこまで大きくなるんだろう?