亜種って何だ? 色違い?
前回、生物の種(しゅ)について簡単に書いたが、今回は生物の亜種について解説していこうと思う。
目次
亜種とは?
結論から言うと、亜種とは、ある生き物が何らかの原因で地理的に隔離され、その隔離された地域で生活していくうちに体つきや色彩が元とは違ったものになった生物のことだ。
感覚的には「同種の生き物のはずなんだけど、ここに生息しているのは別の場所に生息しているのとなんかちょっと違う」ってのが亜種。
例えば、ドラクエやモンハンのようなゲームに出てくる、モンスターの色違いが亜種です。
亜種が出現する理由は、ある日大規模な地殻変動が起こり、大陸だった一部が切り離され、周りを海で囲まれた島になってしまった場合など。
だから、同じ全く同じ地域でちょっと見た目の異なる生物が発見されても亜種にはならない(これが結構ややこしい)。
亜種の好例が、動物のトラ。
ベンガルトラ、シベリアトラ、スマトラトラなど、トラは何と全部で8種類いる。
これらのトラは「別種」ではなく、「亜種」という扱いになっている。
亜種と別種の違い
亜種は元は全く同じ生物に、バリエーションがついたもの。
だから亜種は基本的に同種であり、亜種同士で子孫を残すことができる。
シベリアトラとシベリアトラは同種
シベリアトラとベンガルトラは亜種
シベリアトラとライオンは別種
ちなみに、かの有名なホワイトタイガーは亜種ではなく突然変異種である。
突然変異については今後機会があれば記事に書くね。
めっちゃかわええやん…。
あとがき
いやー、何かトラ記事みたい笑
色々調べているうちにトラの知識が少し増えた。
ただ、トラと調べると「絶滅危惧」などという不穏なワードがチラホラ・・・。
生き物について調べているとき、絶滅危惧種っていうワードが出ると悲しい気持ちになるよね。
悲しい気持ちになっても何も変わらないんだけどね・・・。
でも自分にできることは、第一にこうやって「知る」ことだと思っている。
閑話休題。
ブログで情報を発信するようになって痛感していることがあり。
何かを簡潔に説明するのって本当に難しい!
仕事であろうと日常生活であろうと、何かを簡潔に要約して、的確に相手に伝えることができる人には憧れる。
自分はあれもこれも言おうとして、結果どもったりするので・・・。
説明上手になりたいなあ。
我が家のタイガー。サバトラ。